【ダイソー・セリア・キャンドゥ】100均で揃える、最低限の防災グッズ8選

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【ダイソー・セリア・キャンドゥ】100均で揃える、最低限の防災グッズ8選 | Cocon

防災のことは気になるけれど、何から揃えればいいのか分からない。
ホームセンターで本格的な防災セットを買うのは、少しハードルが高い。

そんなふうに感じている方に、まず試してみてほしいのが「100均からはじめる防災」です。

ダイソー・セリア・キャンドゥなどの100円ショップでも、防災に役立つものはひと通り探せます。
価格を抑えながら、最低限の備えに手をつけられる。
それが、100均防災の良さです。

完璧な備えを目指すと、つい億劫になってしまうもの。
けれど、100均で買える小さなアイテムから始めると、防災が「特別なこと」ではなく「日々の延長」として、ぐっと身近になります。

今日は、100均で揃える、最低限の防災グッズを8つご紹介します。

すべてを一度に揃える必要はありません。
お買い物のついでに、ひとつずつかごに入れていただけたらうれしいです。

あわせて、100円ショップでは揃わないものも、記事の最後にまとめました。

目次

1. 救急用品(絆創膏・消毒綿など)

救急グッズは地味ですが、あると本当に安心です
救急グッズは地味ですが、あると本当に安心です

防災というと、つい大きな災害を想像しがちですが、実際にいちばんよく起こるのは「ちょっとした怪我」です。

避難中に転んで膝をすりむく。
慣れない作業で指を切ってしまう。
靴擦れで歩くのが辛くなる。

そんな小さな怪我に対応できるかどうかで、その後の動きやすさはずいぶんと変わってきます。

100均には、絆創膏・消毒綿・ガーゼ・包帯など、家庭の救急箱に入れておきたいアイテムがひと通り揃っています。

絆創膏は、サイズの違うものを数種類混ぜておくと安心です。
指の関節用や、防水タイプのものがあると、いざというときに「これがあって良かった」と感じる場面が出てきます。

小さなポーチにまとめて、防災リュックや玄関の引き出しに入れておく。
たったそれだけのことで、家族の小さな「困った」に、すぐに応えられるようになります。

救急用品は、防災のためだけのものではありません。
普段の暮らしの中でも、必ずどこかで役に立つ。だからこそ、100均で気軽に揃えておきたい備えのひとつです。

2. ホイッスル ―― 声の代わりに、自分の場所を知らせる

災害時、自分の居場所を誰かに伝えたい場面が訪れることがあります。

家具の下敷きになってしまったとき。
建物の中で身動きが取れなくなったとき。
声を出し続ける体力が、もう残っていないとき。

そんな場面で、声の代わりに自分の存在を知らせてくれるのが、ホイッスルです。

100均でも、軽くてコンパクトなホイッスルが手に入ります。
プラスチック製のものから、金属製のもの、笛の音色がよく通るタイプまで、種類はさまざまです。

選ぶときに見ておきたいのは、首から下げられる紐がついているか、強く吹かなくても音が鳴るかの2点です。
体力が落ちている状態でも吹けるよう、軽い息で鳴るタイプを選んでおくと安心です。

防災リュックに入れるだけでなく、職場用のバッグや、車のキーホルダーに付けておく方法もあります。

「使う場面がないことが、いちばん幸せ」な備えのひとつ。
それでも、ひとつ持っておくだけで、いざというときの心強さは大きく変わってきます。

3. アルミ保温シート ―― たたんで小さく、広げて頼もしく

避難所や、停電時の自宅で、冷えから身を守るために役立つのが、アルミ保温シート(エマージェンシーシート)です。

ぱっと見は薄いアルミの膜ですが、体に巻くと、体温が逃げるのを抑えるはたらきがあります。
100均でも、袋から取り出して広げるタイプのものが、シンプルなパッケージで売られています。

選ぶときの目安は、サイズが大人ひとりを覆える程度の大きさ(おおよそ130×210cm前後)であること。
小さすぎると、いざというときに足元まで覆えず、十分に温まれないことがあります。

たたまれた状態は手のひらに収まるほど小さく、防災リュックの中で場所を取りません。

ひとり1枚ずつ用意して、家族分をまとめて備えておく。
車の中に1枚入れておくのも、いざというときの安心につながります。

「軽いのに、頼りになる」。
そんな備えがひとつあるだけで、災害時の不安はずいぶんと和らぎます。

持ち出す備えと並んで、自宅の備蓄も少しずつ整えておきたいものです。
無理なく続けられる備蓄の方法は「ローリングストック、無理なく続く5つのコツ」で紹介しています。

4. 携帯用ウェットティッシュ ―― 水が止まった日の手洗い代わりに

断水が起こると、いちばん困るのが「手を洗えないこと」です。

調理の前、食事の前、トイレのあと。普段は何気なく行っている手洗いができなくなるだけで、衛生面の不安は一気に増えていきます。

そこで頼りになるのが、携帯用ウェットティッシュです。

100均には、アルコールタイプ、ノンアルコールタイプ、除菌機能付きなど、用途に応じたウェットティッシュが豊富に並んでいます。

選ぶときは、アルコールタイプとノンアルコールタイプを1つずつ揃えておくのがおすすめです。

アルコールタイプは、食器やテーブル、ドアノブを拭くときに。
ノンアルコールタイプは、子どもの肌や食事中の手拭きに。

用途で使い分けられると、ひとつのパックで何役もこなしてくれます。

防災リュックだけでなく、カバンの中、車のドアポケットなど、複数の場所に分散して置いておく。
普段から手を清潔に保つ習慣があれば、断水のときも、その延長で穏やかに対応できます。

5. 使い捨てマスク ―― ほこりっぽさと、衛生のために

出しやすい場所に、まとめて置いておくと安心です
出しやすい場所に、まとめて置いておくと安心です

災害時の空気は、私たちが普段想像している以上にほこりっぽくなります。

地震のあとには、家具や壁から舞い上がる細かな粉塵。
片づけで、ほこりが舞い上がる場面。
避難所のように、人が密集する空間。

そんな場面で手元にあると助かるのが、使い捨てマスクです。

近年は100均でも、不織布マスクが大容量で手に入るようになりました。
普段使いの延長で揃えやすく、家族の人数分をまとめて備えておきやすいアイテムです。

選ぶときに見ておきたいのは、フィット感と、枚数のバランスです。
普段から自分の顔に合うサイズを把握しておくと、いざというときの違和感が減ります。

備える枚数は、ひとり1日2〜3枚×3日分を目安に。
家族分を合わせると、思ったよりも多くの数が必要だと気づくはずです。

普段から数枚をカバンに入れておく習慣があれば、外出先で災害に遭った際にも対応しやすくなります。

なお、火災の煙に対しては、家庭用のマスクでは対応できません。
煙が出ている場所からは、姿勢を低くしてすぐに離れてください。

「衛生のために」という小さな備えが、不安な状況のなかでも心の落ち着きをつくってくれます。

6. 軍手・防災手袋 ―― 手を守ることが、動きやすさにつながる

災害のあと、家の中を片付けたり、瓦礫をどかしたり、外を歩いたりする場面では、思いがけず手を傷つけてしまうことがあります。

割れたガラス、ささくれた木材、尖った金属片。
そんなときに頼りになるのが、軍手や防災手袋です。

100均には、シンプルな軍手から、滑り止め付きのもの、厚手のものまで、さまざまなタイプが並んでいます。

選ぶときの目安は、滑り止めの突起がついているものを中心に、厚手のものを1組混ぜておくこと。

通常の軍手は手軽ですが、ガラス片などの鋭利なものに対しては心もとないことがあります。
厚手の作業用手袋を1組備えておくと、より安心です。

家族の人数分を、それぞれの防災リュックに分けて入れておく。
手を守ることは、その後の動きやすさを守ることでもあります。

小さな備えですが、災害後の体力消耗を減らすうえで、確かな役割を果たしてくれるアイテムです。

7. ビニール袋・ポリ袋 ―― ひとつで何役もこなす万能の備え

防災用品の中でも、もっとも汎用性が高いのが、ビニール袋・ポリ袋です。

100均には、サイズや厚みの違う袋が、驚くほど豊富に並んでいます。
スーパーのレジ袋のような薄手のものから、ゴミ袋のような厚手のものまで、用途に合わせて選べるのが魅力です。

ビニール袋・ポリ袋は、災害時にこんな使い方ができます。

  • ゴミをまとめる
  • 濡れたものを入れる
  • 簡易トイレの内袋として使う
  • 防水のために貴重品を入れる
  • 食器代わりに、料理を入れて食べる
  • 雨が降ったときの簡易的な雨具として使う

ひとつのアイテムで、これだけ多くの役割をこなせるものはほかにありません。

備えるときの目安は、大・中・小のサイズを混ぜて、それぞれ10〜20枚ずつ。
厚手のゴミ袋(45L程度)も10枚ほど備えておくと、簡易トイレや雨具として使うときに頼りになります。

かさばらず、軽く、安価で、用途が広い。

「迷ったら入れておく」備えとして、これ以上ない存在です。

8. 携帯用充電ケーブル ―― 予備の一本で、つながりを絶やさない

スマートフォンの電源を確保するために、モバイルバッテリーは欠かせません。

けれど、意外と見落とされがちなのが、それを繋ぐ「充電ケーブル」のほうです。

普段使っているケーブルが断線していたり、忘れて出かけてしまったり。
いざというときに使えない、という事態は思いのほか起こりやすいものです。

そこで備えておきたいのが、予備の携帯用充電ケーブルです。
100円ショップでも探せますが、端子の種類によっては200円・300円の商品になります。

選ぶときは、自分のスマートフォンに合う端子(Type-C・Lightning など)を確認しておくこと。
家族で異なる端末を使っている場合は、複数の端子に対応する変換アダプタが一緒に入っているタイプも便利です。

短めのケーブルなら、防災リュックの中でかさばらず、絡まりも起こしにくくおすすめです。

普段使いのケーブルとは別に、予備の一本を防災リュックに入れておく。
数百円で足りる備えですが、いざというときに「家族と連絡が取れる」という安心感は、何物にも代えがたいものです。

100均で足りるもの、100均では足りないもの

ここまでの8つは、100円ショップで探せるものです。
店舗や時期によって置いていないものもあるので、見つからなければドラッグストアやホームセンターの棚も見てみてください。
金額を抑えて、備えの形を作るところまでは、これで足ります。

ただ、100円ショップだけでは埋まらないものが、いくつかあります。
電気、明かり、水、食べもの、携帯トイレ。
どれも、災害のあとに手元にないと困りやすいものです。

理由ははっきりしていて、どれも「量」や「容量」が要るからです。
必要なぶんを100円ショップだけで揃えようとすると、どこかで無理が出ます。
ここだけは、100円ショップの外も見ておくほうが早く済みます。

ここからは、8つを揃えたあとの「次の一歩」です。
一度に全部を買う必要はありません。
気になったものから、ひとつずつで大丈夫です。

電気 ―― ケーブルは100均、バッテリー本体は容量で選ぶ

8つめにご紹介した充電ケーブルは、100円ショップのもので足ります。
けれど、ケーブルだけでは電気は生まれません。

100円ショップにもモバイルバッテリーは並んでいます(100円ではなく、数百円から千円台の商品です)。
容量は、パッケージのmAhの表示で確かめます。
スマートフォンの内蔵電池は3,000〜5,000mAhのものが多いので、5,000mAh以下の表示だと家族で使い回すには足りません。

選ぶときに見ておきたいのは、次の3つです。

・容量は10,000mAh前後
 スマートフォン1〜2回分が目安です(変換のロスがあるため、表示容量のぶんだけ充電できるわけではありません)
・ポートは2つ以上
 家族で同時に充電できます(1台ずつ充電するより時間はかかります)
・重さは200g前後まで
 防災リュックに入れたときの負担が変わります

普段からカバンに入れて使い、減ったら充電しておく。
そのほうが、いざというときに空になっている事態を避けられます。
なお、夏の車内のように高温になる場所での保管は避けてください。

明かり ―― 100均のライトは、あとから仕様を調べにくい

100円ショップにもLEDライトはあります。
懐中電灯として手元を照らすぶんには、十分に使えます。

気をつけたいのは、明るさや電池のもちがパッケージに書かれていない商品が少なくないことです。
メーカー名や型番が書かれていないものもあり、その場合は買ったあとに仕様を確かめる手がかりが残りません。
停電が一晩続いたときにどれくらいもつのか、見当をつけられません。

部屋のなかをやわらかく照らす1台は、あとから仕様を確認できるものを選んでおくと、必要な電池の数や使い方を前もって把握できます。

確かめたいのは、次の3つです。

・使う電池の種類と本数が書かれているか
 交換用や予備を何本そろえればいいかを、先に決められます
・明るさを調整できるか
 暗めにして使えば、そのぶん長く点けていられます
・型番があり、取扱説明書やメーカーのサイトで仕様を確認できるか
 手元に届いてからでも、電池の交換のしかたや使い方を確かめられます

乾電池式なら、電池を替えれば使い続けられます。
充電式は手軽ですが、しまい込んでいる間に残量が抜けていることがあります。

電池は、本体に合うサイズのものを少し多めに。
別売りのことが多いので、本体と一緒に買っておくと、いざというときに困りません。
明るさを少し抑えるだけでも、電池のもちはのびます。

水 ―― 重くて、かさばって、まとめ買いには向かない

水は、飲むぶんと調理に使うぶんを合わせて、ひとり1日3リットルが目安です。
3日分ならひとり9リットル。
4人家族なら36リットル、2リットルのペットボトルで18本です。

36リットルは、重さにすると36キロほどになります。
500mLのボトルで揃えるなら、本数は72本です。
2リットルでも500mLでも、買い物のついでに持ち帰る量ではありません。
100円ショップに限らず、水だけは店から運ぶより、届けてもらうほうが現実的です。

保存期間が長めに表示されたもの(5年前後)を選んでおくと、入れ替えの回数も減らせます。
表示は製品によって異なるので、パッケージで確かめてください。

置き場所は、押入れの下段や、家具のすき間に分けて。
一箇所にまとめると、その部屋に入れなくなったときに全部が使えなくなります。

ここで挙げた電気・明かり・水は、停電した家で使うものでもあります。
7つの備えの全体像と、それぞれの選び方は「停電に備える、家庭で持っておきたい7つのもの」にまとめています。

食べものと携帯トイレも、100円ショップだけでは足りません。
この2つは、必要な数と選び方の話が長くなるので、記事の最後にご案内する「防災リュックの中身、何を入れる?必需品リスト完全版」にまとめています。

100円ショップで8つを揃えて、そのあとに電気・明かり・水を足していく。
この順番なら、一度に大きな出費をしなくても、備えは少しずつ形になっていきます。

おわりに

我が家でも定期的に買ってまとめています。
我が家でも定期的に買ってまとめています。

100均で揃える、最低限の防災グッズを8つご紹介してきました。

救急用品、ホイッスル、アルミ保温シート、携帯用ウェットティッシュ、使い捨てマスク、軍手、ビニール袋、携帯用充電ケーブル。

8つとも、高くても1点あたり数百円で買えるものです。
家族の人数分や枚数を足すと点数は増えますが、一度にすべてを買わなくても、備えの「入り口」までは形になります。
そこから先の水・電気・明かりは、ひとつ前の章にまとめました。

なお、100円ショップの商品はすべてが100円ではありません。
200円・300円の値札のものもあるので、レジに行く前に一度確かめてください。

防災を始めるのに、特別な決意も、大きな出費も必要ありません。

お買い物のついでに、ひとつずつかごに入れて、家に帰って小さなポーチにまとめてみる。
そんな小さな一歩が、暮らしの安心感を、少しずつ底上げしてくれます。

揃えたあとの置き場所に迷われたときは、「防災グッズ収納にセリアのかご|玄関とリビングに置く、見せられる備え」も参考になるかもしれません。

完璧を目指さず、ゆるやかに。

100均から始まる防災が、ご家族にとっての心強い備えになりますように。

100均のグッズで最低限を揃えたら、次は防災リュック全体を見直してみるのもおすすめです。
必需品の全体像は「防災リュックの中身、何を入れる?必需品リスト完全版」にまとめています。

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この記事を書いた人

都心近郊のマンションで、在宅ワーク中心に暮らしています。
震災やコロナ禍をきっかけに、暮らしと備えを見直す日々をCoconに綴っています。
完璧を目指さず、ほどよく整えて、ゆるやかに守る。
そんな小さな工夫を、ゆっくり書いていく予定です。

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