洗面所に棚がない、狭い場所の収納|100均で足りるもの・足りないもの

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洗面所に棚がない。
タオルも、洗剤のストックも、置く場所が決まらないまま床やカゴに積み上がっている。

洗面所は、家のなかでいちばん狭い部屋になりやすい場所です。
そのうえ、備え付けの収納は洗面台の下と鏡の裏だけ、ということも珍しくありません。

置き場所が足りないなら、まず100円ショップで区画を作るところから始められます。
ダイソー・セリア・キャンドゥには、洗面台のまわりや洗濯機のそばで使える小さな道具が、ひと通り並んでいます。
洗面所は毎日使う部屋です。
置き場所が決まると、朝に探す時間が短くなります。

今日は、100均で作る洗面所の置き場所を8つご紹介します。
洗面台の上、洗面台の下、扉の内側、洗濯機の側面、タオル。
場所ごとに、ひとつずつ埋めていきます。

一度に全部を揃える必要はありません。
買い物のついでに、気になったものからで大丈夫です。

あわせて、100円ショップでは足りないものも、記事の最後にまとめました。

目次

1. 詰め替えボトル ―― 洗面台の上に出しておくものを減らす

洗面台が狭く感じる原因は、たいてい台の上にあります。
ハンドソープ、化粧水、洗顔料、コンタクトの保存液。
買ったときのボトルは、高さも太さもばらばらです。

100円ショップの詰め替えボトルに移すと、この高さと太さが揃います。
揃うと、鏡の裏の棚に入るものが増えます。
台の上に出しっぱなしにするものが減るぶん、そのまま拭ける面積が広がります。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・鏡の裏の棚、1段の高さを測ってから買う
 測った高さから2cmほど引いた数字を、ボトルの高さの上限にします。
・ポンプ式かフタ式か
 片手で使うものはポンプ式、詰め替えの回数が少ないものはフタ式が扱いやすくなります。

中身が見えない色のボトルを選ぶと、残量が分からなくなります。
その場合は、8つめのラベルと組み合わせてください。
詰め替えは、いま使っているボトルが空になったものから1本ずつで足ります。
全部を一度に移し替えると、どれが何だったのか分からなくなります。

2. 仕切りケース ―― 洗面台の下の、手前と奥を分ける

洗面台の下は、扉を開けると大きな空洞になっています。
棚板がないので、物を入れるとすぐ奥に転がります。
奥に行ったものは、しゃがんで手を伸ばさないと取れません。

100円ショップの仕切りケースを並べると、この空洞が手前と奥に分かれます。
手前には毎日使うもの、奥には月に一度しか使わないもの。
ケースごと引き出せるので、奥のものも手前に出してから取れます。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・扉を開けて、いちばん狭いところの幅を測る
 扉の枠が内側に出ていることがあります。
 枠の内側の幅より狭いケースを選びます。
・奥行きは、扉の枠から奥までを測ってから決める
 引き出したときに扉に当たらない長さにします。
 長すぎると、斜めに抜くことになります。

取っ手が付いているタイプだと、引き出す動作がひとつ減ります。
洗面台の下は暗いので、白か半透明のものを選ぶと中身が見えます。
数を増やすときのために、店名と商品名を控えておいてください。
同じ商品を買い足せると、並べたときの高さが揃います。

3. ファイルボックス ―― 洗剤とストックを立てて置く

洗剤の詰め替えパックは、寝かせて重ねると下のものが取れません。
取ろうとして上をどけているうちに、何袋あるのかも分からなくなります。

100円ショップのファイルボックスに立てて入れると、袋の背が並びます。
上から見て、残りが何袋あるかが分かります。
買い足すかどうかの判断が、扉を開けた数秒で終わります。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・詰め替えパックの袋の幅を測ってから選ぶ
 袋の幅より少し広いものにします。
 広すぎると、袋が斜めに倒れて立ちません。
・前面が低く切られているか
 前が高いと、中身を見るたびに引き出すことになります。

同じ幅のものを2つ並べると、洗濯用と掃除用で分けられます。
買い足すときに同じ商品が棚に残っているとは限らないので、必要な数は最初に決めておくほうが揃います。
ボックスの側面に、入れているものの名前を書いておくと、家族が戻す場所を迷いません。

4. 突っ張り棒 ―― 洗面台の下に、吊るす一段を足す

洗面台の下は、扉のすぐ内側の高い位置が、たいてい空いています。
床から物を積み上げても、排水管に当たるので、この高さまでは使いきれません。

100円ショップの短い突っ張り棒を、左右の壁のあいだに1本渡します。
そこにスプレーボトルの首を引っかけると、床を使わずに置き場所が1段増えます。
浴室用洗剤、鏡用のクリーナー、消臭スプレー。
下が空くので、掃除のときにそのまま拭けます。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・突っ張れる幅の範囲が、パッケージに書かれているか
 書かれていれば、測った幅がその範囲に入るかを買う前に判断できます。
・掛けるのは、スプレーボトル2本までにしておく
 耐荷重の表示がない商品もあります。
 表示を確認できないものに、重いものを掛けないでください。

渡す前に、左右の壁を乾いた布で拭いておきます。
面が乾いているほうが、位置が決まりやすくなります。
渡したあとに一度、下から手を当てて押し上げてみてください。
ここで動くようなら、位置を決め直します。

5. 粘着フック ―― 扉の内側を、掛ける場所に変える

洗面所で最後まで余っているのは、扉の内側です。
平らで、まだ何も貼られていません。

100円ショップの粘着フックを扉の内側に貼ると、掛ける場所ができます。
掃除用のブラシ、ビニール袋の束、ドライヤーのコード。
扉を閉めれば見えないので、洗面所の見た目は変わりません。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・耐荷重が何gまでと書かれているか
 掛けたいものを台所のはかりに載せて、その数字と比べます。
・貼る面が、平らでつるつるしているか
 凹凸のある面や、水が直接かかる面は避けます。
 貼り直しができるかどうかは、パッケージに書かれていることがあります。
 書かれていないものは、貼る位置を先に決めてから貼ります。

貼る前に、その位置で扉を閉めてみてください。
掛けたものが配管に当たると、扉が最後まで閉まりません。
貼る面は、先に乾いた布で拭いて、水気と洗剤の膜を落としておきます。
賃貸で扉に跡を残したくない場合は、はがせるタイプか、扉の上端に引っかけるタイプを選びます。

6. マグネットケース ―― 洗濯機の側面を、置き場所にする

洗濯機の側面は、洗面所でいちばん広く空いている面です。
壁ではないので、穴を開ける相談もいりません。

100円ショップのマグネットケースやマグネットフックを貼ると、この面が置き場所になります。
糸くずフィルターの替え、洗濯ばさみ、詰め替え用の計量スプーン。
洗濯機を使っている最中に手を伸ばすものだけを、ここにまとめます。
洗面台の下まで取りに戻る回数が、そのぶん減ります。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・貼りたい面に磁石が付くかを、先に確かめる
 冷蔵庫に貼ってある磁石を1つ持っていって、洗濯機の側面に当ててみます。
 付かない面もあります。
・耐荷重が何gまでと書かれているか
 洗濯機は運転中に振動します。
 表示された数字に対して、余裕のある重さで使います。
ドラム式の前面に貼る場合は、扉が開く側を避けます。

マグネットケースは、冷蔵庫の横や玄関の扉でも同じ使い方ができます。
洗面所以外の場所は、100均で叶える、小物収納の工夫7選にまとめています。

7. タオルバーとS字フック ―― タオルを、使う場所の近くに掛ける

タオルの収納場所がない洗面所は、珍しくありません。
棚がないので、たたんだタオルを積む場所がそもそも作れない。
結果として、洗面所の外の棚から毎回持ってくることになります。

積む場所がないなら、掛ける場所にします。
100円ショップのタオルバーを扉に引っかけるか、S字フックを既存のタオル掛けに足す。
使う枚数だけを、手が届く高さに掛けておきます。
積むより、掛けるほうが少ない面積で足ります。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・掛けるタオルを二つ折りにして、その幅を測る
 フェイスタオルなら、バーの長さは30cm前後あると届きます。
・扉に掛けるタイプは、扉の厚みを測ってから買う
 対応する厚みの範囲が、パッケージに書かれていることがあります。
 書かれた範囲から外れる厚みには使いません。

タオルは、重ねて掛けると、あいだに風が通りません。
フックを1つ足して離して掛けると、1枚ずつのあいだに風の通り道ができます。

8. ラベルシール ―― 詰め替えたあとに、中身が分かるようにする

1から7までをやると、洗面所の物はほとんどが白い容器と白いケースに入ります。
見た目は揃いますが、そのぶん中身が見えなくなります。
洗濯用の洗剤と掃除用の洗剤を、家族が取り違える場面が出てきます。

100円ショップのラベルシールを貼っておくと、開けなくても中身が分かります。
詰め替えボトル、ファイルボックス、仕切りケース。
移し替えたその日に貼っておくと、あとから中身を思い出す手間がありません。

選ぶときに見ておきたいのは、次の2つです。

・耐水と書かれているか
 洗面所は水がはねます。
 書かれていないものは、はがれたら貼り直す前提で使います。
・はがせるタイプかどうか
 中身を変える可能性がある容器には、はがせるタイプを使います。

中身の名前だけでなく、詰め替えた日付も書いておくと、開封からどれくらい経ったかが分かります。
油性ペンで書いたラベルは、上から透明のテープを重ねておくと、水がはねても文字がにじみません。

100均で足りるもの、100均では足りないもの

ここまでの8つは、すべて100円ショップで揃います。
洗面台の上と下、扉の内側、洗濯機の側面、タオルの掛け場所。
置き場所の形を作るところまでは、これで足ります。

それでも埋まらない場所が、3つ残ります。
洗濯機の上、洗面台の下を上下に分ける段、洗濯機の横のすき間です。

理由は、この3つが数字で決まる場所だからです。
洗濯機の上は、載せるものの重さ。
洗面台の下は、排水管の位置と、そこを避けて通せる寸法。
横のすき間は、家ごとに違う幅。
加えて洗面所は水と湿気がかかるので、金属の部分にどんな表面の処理がされているかも、見ておく場所です。

ここからは、8つを揃えたあとの「次の一歩」です。
一度に全部を買う必要はありません。
気になったところから、ひとつずつで大丈夫です。

ランドリーラック ―― 洗濯機の上は、置く場所ではなく支える場所

100円ショップにも、突っ張り棒とワイヤーネットがあります。
この2つを組み合わせれば、洗濯機の上に棚のようなものは作れます。

問題になるのは、そこに載せるものの重さです。
洗剤の詰め替えは、1袋の内容量が袋に書かれています。
1kgと書かれた袋を2つ置けば、それだけで2kgです。
そこにバスタオルが数枚のると、合計はさらに増えます。

その重さを載せていいかどうかは、棚の側の表示でしか判断できません。
耐荷重が書かれている商品と、書かれていない商品があります。
書かれていなければ、2kgを載せてよいのかを確かめる手がかりが、買ったあとに残りません。

確かめたいのは、次の3つです。

・棚1枚あたりの耐荷重が、何kgと表示されているか
 載せる予定のもの(洗剤の内容量とタオル)を足した数字と比べます。
・突っ張れる高さの範囲
 洗濯機を置いている床から天井までを測り、その数字が下限と上限のあいだに入るかを見ます。
・棚板の奥行き
 洗濯機の奥行きより手前に出ると、フタを上に開けたときに当たります。

組み立てたら、洗濯機のフタを最後まで開けて、当たらないかを一度確かめてください。
重い洗剤は下の段、軽いタオルは上の段へ。
湿気がこもる場所なので、月に一度、棚と洗濯機のあいだを乾いた布で拭いておくと、汚れがたまりません。
金属の表面の処理は、ステンレスか塗装かで手入れの仕方が変わります。
商品ページに書かれていることが多いので、注文の前に見ておくと、置いたあとに迷いません。

洗面台下の伸縮ラック ―― 排水管をよけて、上下に分ける

洗面台の下でも、100円ショップの道具は使えます。
2でご紹介した仕切りケースで手前と奥を分け、4の突っ張り棒で上に1段足す。
ここまでは、すでにできています。

足りなくなるのは、床から上を段に分けようとしたときです。
洗面台の下は、排水管が中央か奥を通っています。
そのため、扉を開けたときに使える幅が、左右で同じになりません。
幅が入る棚でも、管に当たって奥まで押し込めないことがあります。

左右の幅に合わせて伸び縮みし、管をまたげる高さの脚を持つラックなら、この形に合わせられます。

確かめたいのは、次の3つです。

・伸縮幅の下限と上限
 扉を開けて、いちばん狭いところの幅を測ります。
 その数字が下限と上限のあいだにあるかを見ます。
・脚の高さで、排水管をまたげるか
 床から排水管のいちばん上までを測り、それより脚が高いかを見ます。
・棚板の高さを変えられるか
 置くものが変わったときに、買い直さずに済みます。

下の段に詰め替えのストック、上の段に毎日使うもの。
いちばん手前は空けておいてください。
洗面台の下は、水漏れが起きたときに最初に見る場所です。
点検のときにラックごと動かせるようにしておくと、確認が早く終わります。

すき間ワゴン ―― 洗濯機の横は、幅を測ってから選ぶ

洗濯機と壁のあいだのすき間にも、100円ショップのケースを縦に積めば物は置けます。

ただ、積んだものは上から順に下ろさないと、下の段が出せません。
洗剤を1本取るために、上の2段をどける。
これを毎日続けるのは、現実的ではありません。

そしてすき間の幅は、家ごとに違います。
洗濯機の下に防水パンがある場合は、パンの縁のぶんだけ、置ける幅がさらに狭くなります。
ここだけは、寸法を測ってから選ぶ以外にやりようがありません。

確かめたいのは、次の3つです。

・すき間の幅
 防水パンの縁を含めて、いちばん狭いところを測ります。
 ワゴンの外寸が、その数字より小さいかを見ます。
・キャスターが付いているか
 引き出せないと、奥のものは取れません。
 ストッパー付きなら、洗濯中に動きません。
・高さ
 洗濯機の高さを超えると、上のものが取りにくくなります。
 蛇口と給水ホースの位置も、先に見ておきます。

置いたら、一度いっぱいまで引き出してみてください。
洗面台の扉や洗濯機のフタとぶつかる位置だと、毎日そこで止まります。
いちばん上の段には、毎日使う洗剤を1つだけ。
詰め込むと、引き出す動作そのものが面倒になります。
キャスターにストッパーが付いていれば、置いたあとにロックしておきます。
洗濯機が回っているあいだの振動で、少しずつ手前に出てくることがあります。
接地面が小さいので、床に跡が残ることもあります。
気になる場合は、薄いマットを敷いてから置いてください。
掃除のときは、ワゴンごと引き出して、洗濯機の下と壁ぎわを拭きます。
この2か所は、すき間に物を置いたままだと手が入りません。
置き場所を決めたら、1週間だけ、決めた場所に戻せているかを見てください。
戻せない場所は、位置が高すぎるか、奥すぎます。

おわりに

100均で作る、洗面所の置き場所を8つご紹介してきました。

詰め替えボトル、仕切りケース、ファイルボックス、突っ張り棒、粘着フック、マグネットケース、タオルバーとS字フック、ラベルシール。

税込110円の商品でそろえるなら、8点で880円です。
100円ショップには220円や330円の商品もあり、ものによっては2つ必要になります。
実際には、1,000円を少し超えることもあります。
この金額で、洗面台の上と下、扉の内側、洗濯機の側面、タオルの掛け場所まで、置き場所はひと通り形になります。
ここで一度やめても、洗面所は前より散らかりにくくなっています。
棚を買い足すかどうかは、そのあとで決めても間に合います。

そのうえで残る洗濯機の上、洗面台の下、横のすき間の3か所は、ひとつ前の章にまとめました。

次にやることを1つだけ決めるなら、メジャーで3か所を測ってください。
洗濯機を置いている床から天井まで。
洗面台の扉を開けて、いちばん狭いところの幅。
洗濯機と壁のすき間の幅。
この3つの数字を控えておけば、買う前に入るかどうかが分かります。
スマートフォンのメモに書いておけば、店でもオンラインでも同じ判断ができます。
測るのに10分はかかりません。
先に数字を控えておくと、注文するときに迷いません。

洗面所に置くものを、無印良品でそろえたいときもあります。
その場合は、無印良品で揃える、暮らしの収納アイテム完全ガイドに、場所別のアイテムをまとめています。

部屋のほうも手狭でしたら、6畳1Kでもできる、賢い収納アイデア5選で、縦の空間の使い方を書いています。

洗面所は、これ以上広くはなりません。
それでも、置き場所を決める作業は、狭さとは別のところでできます。
まずは1か所、扉を開けて幅を測るところから。
数字が1つ手元にあるだけで、次に何を置けるかが決まります。

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この記事を書いた人

都心近郊のマンションで、在宅ワーク中心に暮らしています。
震災やコロナ禍をきっかけに、暮らしと備えを見直す日々をCoconに綴っています。
完璧を目指さず、ほどよく整えて、ゆるやかに守る。
そんな小さな工夫を、ゆっくり書いていく予定です。

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